そうだ、ボランティア、行こう。

名古屋リーマンの週末災害ボランティア

復興支援フェスに、スタッフとして参加しました

ご無沙汰しております。昨年末のことです。

広島にて、復興支援フェスにスタッフとして参加しました。

 

 

この夏の災害ボランティア活動でお世話になった、IKIMASU.広島という団体が主催する音楽フェス、IKIMASU ROCK JAPAN

 

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フェス開催の目的は、

支援金を集め、被災された地域の一日でも早い復興を為すため。

災害が過去のものになりゆくなか、今一度それを見つめ直すため。

被災地の最前線で活動するボランティアを応援する事で、

何かしたいけどどうしていいのかわからない人の想いを形にするため。

 

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IKIMASU.広島代表の竹内大策さんと、円陣を組む出演者・スタッフ

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はじまりは黙祷から

 

素晴らしいフェスでした。

 

広島への思いを、音楽、ダンス、演舞に乗せて伝え、皆で作る空間。サイコーに決まっている!

 

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代表がボーカルを務めるバンド、幸あれ

 

 

僕の印象に最も強く残った方、岩崎けんいちさん。

 

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優しく強く、清志郎やボブディランを思わせます

 

彼はこう歌います。

「僕は『被災地』という言葉があまり好きではない。真備、高梁、矢野、小屋浦、安浦、天応、早く会いたいよ」

 

「被災地」は、「被災した土地」という意味です。

その代名詞を使う理由は、曖昧な表現で丸く収め、相手の気持ちを慮るためか、便利だからか、はたまた「被災した」以外の広島を知らないからか。

 

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夏の小屋浦

 

人は忘れる、とよく言います。

しかし、「順応する」に近い、と僕は言葉尻を取ります。

 

過去日本を襲った災害のことは、誰もが覚えています。しかし僕らは次第に、災害があった世界に順応していきます。それは至極当然のことで、決して悪いことではありません。

 

しかし、その当然を食い止め、百年先の未来を守りたいです。

 

 

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百年先の未来へ

 

 

人から伝え聞いたり、動画などを見ても、その凄惨さを感じることは非常に難しいです。砂色の街、腐り切った水の匂い、土壁を叩き削る音、塩飴のざらざら、泥に差したスコップの重さ、お家の方々の表情、アクエリアス、美味しいご飯、美しい景色、

それらを少しでも多くの人に経験してもらうことで、100年先の何かを守ることに繋がるといいなと考え、知人友人を連れて西日本へ通った半年でした。

 

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最高のフェスでした!

 

2018年は濃密やったなあ。。

 

活動の形こそ変わりますが、何かしら続けていきます。

今年もよろしくお願いします!